先日、ドクターズファイルの取材を受けましてドクターズファイルのHPに記事がUPされました。
お恥ずかしいですが、僕の歯科治療に対する思いが書いてあります(^^;
http://doctorsfile.jp/doctor/hospital/12606/df/1/?area=aobaku
2013年05月22日
2013年05月17日
歯内療法の歴史
改めて歯内療法(エンド)の勉強を復習してみる。
この本について複数回に分けてまとめをUPしていこうと思ってます。
先ずは歯内療法の歴史から。
数千年もの間、人類は歯髄炎や根尖性歯周炎に悩まされてきた。従って歯痛を癒す事が歯内療法の主たる歴史的役割であった。
長い間、歯痛を鎮めるために最も良く用いられていた方法は、赤熱ワイヤー、あるいは酸等の化学物質で歯髄を焼灼することであった。1836年にヒ素が歯髄除活に導入されると、以後100年以上に渡って使われた。抜髄法は19世紀初めに導入され、20世紀初頭には局所麻酔法が開発され、抜髄が無痛下で行えるようになった。
有瘻性膿瘍のような慢性感染症に対しても、歴史的には毒性の強い化学物質が用いられ、根管から瘻孔へ押し出すように使われていた。そのため、疾患よりも治療の方が為外性が大きい事もまれではなく、歯や周囲骨組織が失われる結果となった。
現在でも除痛は歯内療法の一義的な目標である。他方、患歯が全身的、局所的な病因となる恐れをなくして欲しいと患者から要請される場合がある。すなわち、根管内外の感染は完全に排除すべきであり、根管内に充填した材料が有害反応を起こす事があってはならない。近代的な歯内療法により、これらの目標はほぼ達成可能である。
歯髄の痛みは堪え難く、歯髄の感染は支持骨組織を破壊する。これらの臨床的問題に対処する為に歯科医師は自らの診断技術を磨き、細菌叢を調べ、薬理学や薬剤器材の生体適合性を学び、さらに多種多様の器具を活用しなければならない。これらの複合知識の主眼は、歯を無症状で健康な状態にして、口腔内でその機能を維持させる事にある。
昔は熱したワイヤーや酸で歯髄を焼いてしまうなんて拷問のような治療だったんですね(--;
ヒ素なんて僕は治療に使った事はないですが、アルゼンブラックなんていう三酸化ヒ素が入った歯髄失活剤なんてのも(いまもあるのかなぁ?)昔勤めていた医院においてあったのを見た事があります。毒薬なんで黒い入れ物に入っていたのを覚えてます。
2013年05月16日
2013年05月15日
驚いた。
「CR充填」で画像検索したらこのブログに載せたCR充填の症例写真が沢山出てきたのでビックリしました
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&site=imghp&tbm=isch&source=hp&biw=1306&bih=826&q=CR%E5%85%85%E5%A1%AB&oq=CR%E5%85%85%E5%A1%AB&gs_l=img.3..0j0i24l7.1425.3733.0.4177.11.10.0.0.0.1.123.693.9j1.10.0...0.0...1ac..12.img.uBqcYjg-lS8
こんなに上位に沢山出てくるなんてどうしたんでしょう??(症例写真にmirodentalのロゴが入ってるのですぐに分かります。)
CR充填の写真なんてネット上で沢山ある筈なのに、。別にSEO対策してる訳でもなく、アクセス数が多い訳でもないのに…。
かなり恥ずかしい…

https://www.google.co.jp/search?hl=ja&site=imghp&tbm=isch&source=hp&biw=1306&bih=826&q=CR%E5%85%85%E5%A1%AB&oq=CR%E5%85%85%E5%A1%AB&gs_l=img.3..0j0i24l7.1425.3733.0.4177.11.10.0.0.0.1.123.693.9j1.10.0...0.0...1ac..12.img.uBqcYjg-lS8
こんなに上位に沢山出てくるなんてどうしたんでしょう??(症例写真にmirodentalのロゴが入ってるのですぐに分かります。)
CR充填の写真なんてネット上で沢山ある筈なのに、。別にSEO対策してる訳でもなく、アクセス数が多い訳でもないのに…。
かなり恥ずかしい…

2013年05月14日
できるだけ最小の介入で、。
2013年05月13日
道具だけそろえても意味はない。
根管形成の話。
上顎の大臼歯の根管形成てのは結構大変なんですよね。
だからといって手を抜くと将来的にその歯を失うことになるかもしれません。
根管治療においてはラバーダム防湿、マイクロスコープ等の拡大視野下での治療は当たり前のことですが、歯の解剖学的な知識も必要になります。この解剖学的な知識がわかっていないとマイクロスコープを使おうがCT撮影しようが治療はうまくいきません。

上顎大臼歯の根管治療です。

矢印の部分の歯質を削除します。この下に根管が隠れていることがあります。


隠れていた根管が見つかりました。
しかし、よく観察してみると最初にあった根管とつながっていることがわかります。


丁寧に根管を拡大形成をしていきます。
上顎の大臼歯の根管形成てのは結構大変なんですよね。
だからといって手を抜くと将来的にその歯を失うことになるかもしれません。
根管治療においてはラバーダム防湿、マイクロスコープ等の拡大視野下での治療は当たり前のことですが、歯の解剖学的な知識も必要になります。この解剖学的な知識がわかっていないとマイクロスコープを使おうがCT撮影しようが治療はうまくいきません。

上顎大臼歯の根管治療です。

矢印の部分の歯質を削除します。この下に根管が隠れていることがあります。


隠れていた根管が見つかりました。
しかし、よく観察してみると最初にあった根管とつながっていることがわかります。


丁寧に根管を拡大形成をしていきます。

2013年05月12日
抜髄
2013年05月11日
8年目
ふと気がつけば開業から7年も経った。もう8年目。
開業当初からあまり変わってないけど
なんとか潰れないでやっております。色々あったなぁ…。
開業当初からあまり変わってないけど

なんとか潰れないでやっております。色々あったなぁ…。