2013年11月29日

ダイレクトクラウン

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3M社からダイレクトクラウンというのが発売されました。
http://www.mmm.co.jp/hc/dental/pro/recommend/direct_crown/index.html

ところで、ダイレクトクラウンとはどういうものなのでしょうか?

簡単に言うと…。

「歯医者で白い歯を入れると保険きかないし〜、白い歯は一本10万円とかするし〜、スゲ〜高いじゃん。だったら保険で数千円の銀歯でガマンするよ、、。でも、3〜4万円くらいで白い歯が入るんだったら銀歯より白い歯を選ぶ人が多くなるんじゃない?」ていう感じで開発されたものと勝手に妄想してます(^^;


先日、このダイレクトクラウンのハンズオンセミナーに参加してきました。
この時のセミナーの講師は以前に僕が参加したCR充填のセミナーで講師をされた菅原佳宏先生です。
菅原先生とはランニング仲間でして(^^;
一緒に皇居を走ったりした事もあります。でも、菅原先生の方がメチャメチャ早いです…。

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パッケージを開けると歯の形をした既成の硬質レジンクラウンが入っています。
これはまだ重合されてないので手で触ると簡単に変形してしまうくらいに柔らかいです。

これを歯に適合させて光を照射して重合させて固める事でクラウンを作製します。

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写真だけで見てしまうと簡単にできるように見えてしまいますが、普段から歯科医師自身が自分で患者さんにテンポラリークラウン(仮歯)をちゃんと作ってないと個人個人の歯の形にあった形態を作る事は相当難しいと思います。なので、衛生士に仮歯作らせたり技工士任せの歯科医師にはそんな簡単に出来るものではないかと…。

後、一番心配だったのはマージン(歯とクラウンの境目の適合)がピッタリと作る事が出来るのかが気になる所でしたが、丁寧にやれば臨床では問題にならないくらいにマージンを適合させる事が出来そうです。しかし、これはかなり難しく、、、マイクロスコープ等を使って拡大視野下で相当丁寧にやらないとマージンをピッタリさせる事は出来ないと思います。

個人的な感想としては臨床で十分使えるかなぁと思います。
しかし、弱点としては色が2色しかないので色を他の歯と合わせる事が出来ません。
表面を削って他の色のCRを充填すれば多少色を合わせる事は可能だと思いますが、これだと相当手間がかかるのでそれをやるなら印象を取って今まで通りに作った方が良いと思います。

金額が従来の白い歯の半分以下で出来るので、色の点を患者さんが許容できる様でしたら良いマテリアルだと思います。
それと、金属アレルギーの方にもいままで保険では銀歯しか選択肢がなく、白い歯にすると金額的な負担が膨大になるのでこういった選択肢が一つ増える事は良い事だと思います。
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2013年11月22日

三浦半島一周

先日、自転車で三浦半島一周にチャレンジしてきましたパンチ

ちなみにこんなルートになります。


早朝午前6時半に出発、先ずは江ノ島に向かいます。

江ノ島到着。
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鎌倉〜逗子〜田浦〜横須賀。横須賀港でこの日は潜水艦がいました。
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走水
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久里浜
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三浦海岸
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三浦海岸を越えるとココからアップダウンの連続です。
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稲村ケ崎で一枚。
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この日はホント天気がよく富士山も綺麗に見えましたわーい(嬉しい顔)

この日の走行距離は152km
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流石に疲れた…バッド(下向き矢印)
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2013年11月20日

今日のCR充填

今日のCR充填。
上顎の4、5のCR充填て多いんですよねぇ。いつもこればかり(^^;

以前にCR充填されていたところが虫歯になっています。

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以前に充填されたCRを除去すると虫歯になっているところが見えてきました。
虫歯を除去していきます。

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CR充填をしていきます。

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研磨をします。

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最小限の介入で虫歯の治療をする事が出来ましたわーい(嬉しい顔)
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2013年11月19日

歯根破折、、これが中々難しい…。

歯根破折の治療、これが中々難しい…。

難治性の根尖性歯周炎の原因は破折が関係してる事もあります。
幾ら根管治療しても治らないなから外科的にアプローチしてみたら破折していたなんて事はよくある事です。
なのでいつも根管治療をする際には破折の可能性を考えながらマイクロスコープでよく歯を観察して治療をしていますが判断が難しい…。

根管治療をして根尖病変がうまく治ったとしても後日破折してくるケースもよくある事で…。

そもそも歯根の破折は抜歯というのが常識ですからね。
それを残すってのは抜くのが当たり前というのを残そうというのですから難しいんです。


それでもなんとか残せないかと頑張ってます(^^;
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2013年11月18日

歯根破折

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抜歯の原因の一つに歯根破折というのがあります。
過去に根管治療をした歯、つまり神経の無い歯によくおこります。

これの診断は中々難しく、あきらかにパックリとわれている場合は難しくありませんが、ヘアラインクラックといって髪の毛のように細い亀裂が入っている状態だと見分けるのが非常に難しいです。
写真の症例は歯茎を切開して破折していたのを確認した症例です。
歯根の破折はこの症例のように中から破折してくることがあるので実際に歯茎を開けてみてみないと分からない事があります。

ちなみにこの症例は一度歯を抜いて破折している部分を接着し、再び抜歯窩に戻すという口腔外接着再植法という方法で抜かないで残しています。現在経過観察中です。

歯根破折が原因で抜歯となるケースは非常に多いので接着して残す事が出来ると良いのですが、これが中々難しく…。100%うまく行くという訳ではありません、、、ふらふら
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2013年11月15日

長野の地酒

先日、患者さんからもらいました日本酒を頂きました。
長野の地酒「千曲錦」
美味しいですわーい(嬉しい顔)

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ちなみに日本酒は大好物です(笑)
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