2013年07月03日

抜くか抜かないか

その歯を残せるか残せないかの判断基準はDrによって変わってきます。
歯を残したからといって必ずしも良い訳でもありません。
残してもすぐにダメになるようなら逆に他の歯をダメにしてしまう場合もあります。

初診時、上顎の第一大臼歯にかなり大きな根尖病変があります。
他の医院で抜歯と言われたケースです。

無題.jpg

このレントゲンとCBCTの画像を見て抜歯と判断するDrは少なくないと思います。

しかし、よくCBCT像を見てみると頬側近心根管が2根管になっていてこれが根尖病変の原因である可能性がある事が分かります。根管治療で見落とししやすい第4根管、いわゆるMB2てやつですね。この根管を処置すれば治ると考えて治療を開始しました。

術後、根尖病変が治ってきているのが分かります。

2.jpg

このような結果が出ると歯科医師としてのやりがいを感じますわーい(嬉しい顔)
posted by miro at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
先日は丁寧な診察をありがとうございました。
マイクロスコープに内心わくわくしておりました。

最新の治療が受けられた事&Y子さん巡礼?ができてうれしかったです。

できるならもう削りたくない!と思っていたので(調べに調べている時にY子さんの記事にたどり着きました)、最小限削るマンボ先生の所を受診させていただきました。虫歯でなくて良かったです。



別サイトでですが、歯周病について調べていて自費と保険の治療の違いに驚きました。
(縁下歯石を取るか取らないかですね)

歯肉がすごく下ったら嫌ですが、保険だと仕方無い事なのだと知って・・・
(保険が普通だと思っていたらそんなリスクが!と)

最新の情報とお金が無いこと(お金をかけられないこと)でこんなに差が開いていたなんて・・・と


そんな中、マンボ先生はありがたい存在ですが・・・
保険で通えば通うほどマンボ先生は損をするんですよね・・・^^;
通っていいのだろうか人間として・・・と思っています・・・
Posted by リーフ at 2013年08月04日 17:23
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